常識を疑え！イタリアの「洗濯機事情」でビックリ！

老舗のカフェで素敵なひと時を過ごして大満足(*´ω｀*)

 

（そんな前回のお話は、パドヴァの老舗「カフェ・ペドロッキ」がゴージャスすぎる☆からどうぞ）

 

 

そしてその翌日、パドヴァのB&B（宿）での朝を迎えました。

 

今日も朝早くから列車に乗らなければいけないので、早起きしてセルフで軽く朝食を頂きます。

 

前日に仲良くなったパドヴァの宿のスタッフさんから「ここに何があって、これもこれも好きなのを食べていいからね(*^-^*)」って教えてもらっていました。

 

パンと紅茶を頂きます。

 

 

 

こんな感じで棚にいろいろなジャムやパン、シリアルなんかがありました。

 

 

そういえばですね、この前日の夜に私、心底ビックリしたことがあったんです(ﾟДﾟ;)

 

 

０時過ぎにお風呂に入った時に、洗濯をついでに手洗いでしたんですよ。

 

で、出てきた後に、別の部屋に洗濯機があることに気がついて、「ちょっと洗濯機で脱水だけでもさせてもらおうかな～」と、中に服を入れて適当にボタンを押して動かしてみたんです。

 

そしたら、洗濯機に書いてあるイタリア語なんて、もちろん分からなくて適当だから「脱水だけ」なんて器用な使い方、出来るハズもなく・・・・・

 

脱水ではなく、勝手にコースになってて「２時間くらいかかる」と洗濯機に表示が出たんです。

 

 

なので、「やっぱりイタリアの洗濯機は私には無理だわ！使い方が分からない！脱水は諦めて、おとなしく手でしぼろう！」

 

と思って、服を洗濯機から取り出そうとしたら・・・・

 

 

ナント洗濯機の扉があかないんですよΣ(ﾟДﾟ)

 

 

えっ？と思って、洗濯機の扉、一生懸命力づくで開けようとしたんですけど、ビクともしなくて「えっ、どういうことなのΣ(´∀｀；)」と。

 

それなら、電源を抜けばいいんじゃ？ってコンセントを抜いても、洗濯機の扉は全く開かないまま！！

 

 

どうしようもなくて、すぐにネットで「イタリア　洗濯機　開かない」で検索したら、これがまぁ結構ヒットしましてビックリ(笑)

 

やっぱり同じように、イタリアの洗濯機の使い方が分からない人がいっぱいいるんですね。

 

 

なんでも「イタリアの洗濯機は、ちゃんとコースが完了するまで、扉がロックされて開かない」という仕様らしいですよ。

 

（もちろん洗濯機によるけど、ヨーロッパのは結構そういう洗濯機が多いとのこと）

 

 

ウソでしょ？そんなことあるの？だって、もう夜中だし２時間も洗濯機回してたら他のお客さんに迷惑だろうから、今すぐ扉を開けたいのよ！！

 

諦めきれなくて、いろいろ調べてみたら「洗濯機の電源を抜いて、しばらく経ったら開いた！」っていう情報があったので・・・・・

 

「おぉ、これに望みをかけてみるか(>_<)」と０時半に一回諦めて寝たんですよ。

 

 

それで３時くらいに目が覚めたので、「もう洗濯機の扉開くんじゃない？お願い！頼むよ、開いてくれないと私、ここで着替え１セット失うことになっちゃうよ～(´；ω；`)ｳｩｩ」と祈りながら、洗濯機の扉に手をかけると・・・・・・・

 

 

ダメです、やっぱり開きませんでした｡｡｡＿|￣|○ｶﾞｸｯ

 

なので「イヤ～、なんでよ(´；ω；`)　私の服、この洗濯機に閉じ込められたまま、次の街に行かなきゃいけないんだ～((+_+))」と思って、ほぼ諦めかけたんです。

 

 

でも洗濯機に服を置きっぱなしで去られるのも迷惑だろうし・・・・・

 

結局、大変申し訳なかったのですが、３時過ぎから洗濯機を回させてもらうことにしました。

 

 

「うるさくしちゃったら悪いな(+o+)」と思ってたんですけど、思った以上にこのイタリアの洗濯機、非常に静かだったので・・・・・

 

むしろ日本にある私の家の洗濯機ってどんだけうるさいんだよ！！と思いました。

 

そんなに新しくも高くもないやつだからだな、きっと(^^;)

 

 

そんな訳で、朝早くにパドヴァの宿を出なきゃいけなかったんですが、なんとかギリギリ洗濯も間に合って無事に服を取り出すことが出来ました！

 

ホッとしましたし、「洗濯機の扉が開くってホント素晴らしい！」と心から感謝しましたよ(＾◇＾)

 

 

自分が思う常識って通用しないんだなと、つくづく思います。

 

でも考えてみると、「パドヴァでは、この旅で初のシングルルームでゆったり出来る(^^♪」ってすごく喜んでたんだけど・・・・・

 

けっきょくは洗濯機のことが気になって気になって、全く熟睡できませんでした｡｡｡＿|￣|○

 

 

まぁ、使い方のよく分からないイタリアの洗濯機に手を出した自業自得ですね(笑)