まだ、旅の途中なのですが、「世界一周、この1年間をふり返って」というテーマで数回にわたってお送りしております(´艸`*)
(前回のお話は、世界一周で悟った「旅の非日常感を日常にしてはいけない」という事実!!からどうぞ)
今回はシリーズ第5弾ということで、「世界一周の理想と現実!長年の夢だったのに全然楽しくないんですけどっ!!」というタイトルでお届けしたいと思います(笑)
前回の第4弾でお話したんですけど、とにかく1年間の旅の中で「心から楽しく旅行をしていた期間」はたったの2カ月間だけだったんですよね~。
その時は本気で毎日ウキウキ過ごしてましたし、「旅に希望を抱けていた時期」とも言えるんですけど、3か月目から早すぎる停滞期に入ってしまい・・・・・
結局、その停滞感は10カ月間ずっと消えることなく残り続けました(;´∀`)
あぁ、なんと無情な、「世界一周の旅」生活なんでしょうか _| ̄|○ガクッ
でも、これが「リアルガチなワタシの世界一周の旅の記録」ですよ。
まぁ、現実とはこんなもんなんですよ、往々にしてねε- (´ー`*)フッ
そこんとこは、変に読者さまにはウソをつきたくなかったのでね、このブログではハッキリキッパリそう申し上げますよ!
自分の思い描いていた世界一周の旅の理想とは、そうとう大幅にかけ離れた現実がそこには待っていたと・・・・ねっε- (´ー`*)
いえね、私だって「世界一周旅行に夢と希望を抱いている、輝かしき未来が待ち受けているであろう人たち」に、ぜひとも言い切りたいですよ!!
「世界一周の旅サイコーだぜ!!みんなもドンドンやっちゃおうぜ(∩´∀`)∩」
ってね。
でもね、やっぱり、誰にでもオススメ出来るもんじゃ~ございませんよ。
特に孤独に弱い人にはおすすめ出来ません((+_+))
まっ、寂しがり屋さんは、そもそも「一人で海外を旅しよう」って発想にはならないとは思いますけども(^^;)
私なんか、ぜんぜん寂しがり屋でもなんでもなくて、むしろ「孤独には超強いタイプの人間」であるにもかかわらず、3、4カ月目には・・・・・
「アレ? ひょっとして、このモヤモヤした気分って、海外に来てから誰も知ってる人がいないから、じつは寂しいのかな、ワタシ??」
「いくら、わたしがもともとコミュ障(コミュニケーション障害のこと)気味とはいえ、日本に居る時には、さほどコミュニケーションを取っていないように思ったとしても、実際に知り合いの誰ともおしゃべりせずに数カ月過ごすってことはないもんな~(+o+)」
「やっぱり心の底から気を許してしゃべれる、家族とか友達とかがココにはいないから、だんだんとその寂しさが蓄積されてきて、この何とも言えない超絶低テンションに陥ってるのでは、はて(´・ω・)??」
そう思って、前回お伝えしたように、以前、海外旅行先で知り合った外国人女子と合流してみたんですよ、とある街で。
そうしたら、会ってすぐはテンション、もちろんアガりました(*´▽`*)
でも「誰かと一緒に旅する」ということは、とうぜん「自分以外の誰かのペースも考えて行動しなくてはならなくなった」ということも意味しますよね??
いかんせん、今まで4カ月以上、ずっと自分のペースで自由奔放に旅して来たところを、急に誰かに合わせようとした結果・・・・・
3日目くらいにはすでに・・・・・「ん?これはムリかもしれないぞ(;・∀・)」
と思い始めることになりました。
まぁ、ひとえにワタシの自分勝手さというか、協調性のなさが大きな要因だとは思うんですけどね(;^ω^)
基本、ワタシ、日本にいる時には団体行動からハミ出すような行動を取るタイプでは全くなく、むしろ和を大切に過ごしてきましたよ。
でも、こうやって世界一周の旅をし始めて、いざ海外での生活が長くなってくると・・・・・
やっぱり「和を以て貴しとなす」という日本古来から伝わる聖徳太子の教えは、ぜ~んぜん通用しないんですよ~(;^ω^)
(※「和を以て貴しとなす」とは、「みんなが仲良くするのがイチバンいいよね♪」という、あの有名な「十七条憲法」に出てくる貴いお言葉であ~る)
海外においては、どちらかというと、和を以てというより「我が我が( `ー´)ノ!!」という感じの「個人プレー」を好むといいますかね。
(どちらかというと、どころの騒ぎではない(笑))
だから、基本争いごとを好まない、平々凡々と平和に生きていきたいタイプのワタシでさえ、海外に出ると、それこそ若干「人格が変わるレベル(笑)」で自己主張するようにして、己を守っている訳ですよ。
海外ひとり旅においては、日本とは違って、自分の味方をしてくれる人は自分しかいないわけですから!そりゃ、自分で自分をがっちりとプロテクトしますよね?
(「日本でも、おまえの味方たいしていない説」など・・諸説アリ(笑))
だもんで、日本で生活してる時に比べて、だいぶ「私の我が強くなっている」ということと・・・・・
気が合う友達だと思っていたその人が「実はそうでもなかったんじゃ?ってか、相性じつは悪かった系?」疑惑も、だんだんと出て来ましてね(;・∀・)
いや、たとえばね、長らくご愛読いただいている、すばらしき当ブログの読者さまであれば、もう常識も常識というレベルでご存知かとは思いますが・・・・・
ワタシは基本的には「こだわりがないというか、おおざっぱで何でもイイ派」の人間なんですよ(*´ω`)
ただ、その彼女は「かなりこだわりがある派」の人間だったようで、以前いっしょに旅していた時には、全く気がつかなかったんですけど・・・・・
まず「寝る時、かなり音に敏感な人」だったんですよね~(;・∀・)
確かに私も、日本にいる時は「ちょっとした物音ですぐ起きちゃうようなタイプ」の人間でしたから、気持ちは分かるんですよ。
「グッスリと熟睡してて、目覚ましが鳴っていても、ぜんっぜん起きない!!」ってことは絶対になかったですし。
ですが、そんな元「音に敏感なワタシ」でさえ、彼女は想像を絶するような「雑音、超々気にするガール」だったようで、ある日ドミトリーではなく、2人で1つの部屋を予約して宿泊していた時・・・・・
(※ドミトリーは、大人数で泊まる部屋)
ワタシが夜中にトイレに行きたくなったので・・・・・
日本人がお得意とする「音をたてない忍び足」にて、こっそりとトイレまで行き、めちゃくちゃ「そ~っとドアを閉め」、「静か~に鍵をかけ」、「ひっそ~りと用を足し」、「そろ~っとトイレの水を流し」、そして「ベッドに戻ってまた寝た」んですね。
そしたら翌日、彼女からクレームが入ったんですよ。
で、私はてっきり「ちょっと!! 夜中にトイレに行かれると、トイレの水を流す音がうるさくて、寝てる私が起きちゃうじゃないのさ(# ゚Д゚)!!」
ってクレームだと思ったんですよ。
ところがどっこい、彼女がクレームをつけてきたのは、トイレの水を流す音のうるささでも、夜中にトイレへ行くことでもなく、なんと・・・・・
「なんで、トイレ行く時、ドアを閉めて、しかも鍵までかけるワケ(# ゚Д゚)??」
だったんです。
それを最初に聞いた時、あまりにもあっけに取られてしまって、正直「お口あんぐり」状態でした(;´∀`)
「そっ、そこ(゚Д゚;)!?」ってなりましたよね。
彼女いわく
「この部屋には、私とあなたしかいない」
「よって、もし、あなたがベッドに居なければ、私には「あなたがトイレに行っていること」がハッキリと分かる!」
「よって、トイレのドアも、鍵もかける必要性がない!!」
(ベッドにいるとトイレの中は直接見えないので、ドアを閉めなくてもワタシが用を足す様子は、彼女には見えない構造の部屋)
「私は、特にあなたがトイレのカギをかけることが納得できない!」
「何故なのよ(# ゚Д゚)!?」
と、ものすごい剣幕でつめよってきたので、すっごく返答に困りつつも・・・・・
「いや、単純に慣れというか、いつも日本ではトイレのドアはキッチリと閉めて、鍵をかけるからであって」と答えたものの・・・・・
まったく納得してくれず_(┐「ε:)_ ズコーッ
「イイヤ、慣れの問題じゃないね!! アンタは絶対に、私のことを信用してないからドアを私に開けられちゃうと思って鍵をかけるんでしょ? そうでしょ、そうなんでしょ??」
「なんなのさ、まったくも~うヽ(`Д´)ノプンプン」
ってな具合ですよ(^^;)
彼女は日本人ではないし、「彼女の国の文化」と「日本の文化」はぜんぜん違うから、「やっぱり常識とかいうか考え方が、まるで違うんだな~」
・・・・ということを、まざまざと見せつけられた体験というか、「まさか、そんなことでここまで「激おこ」になってしまう」とは思いもよりませんでしたよ。
カルチャーショックΣ(´∀`;)!!
その他にも、彼女とは「合わんな~」と思うことが、けっこうあって、その時は私の海外生活が長くなってきた頃だったので、ワタシは前回の記事でも書いたように、たとえ2人旅をするとしても・・・・・
私「たまには(いや、かなりだな(笑))、ダラダラと過ごす日がほしい」派
彼女「毎日、とにかく活発に動き回りたい! ホステルでダラダラ?何の為にアンタはいま海外に来ているの??」派
の人間だったので、「意見真っ二つ、真っ向勝負!!」ですよ(笑)
他にも色々と、こまごまとしたことから、かなり根幹にかかわるようなことまで、ありとあらゆる様々なことが、なんだかどうにも彼女とは合わない(;^ω^)
「お互いに一人旅で寂しいし、仲良く楽しもうぜ(*’▽’)って理由で、海外でわざわざ都合を合わせて合流したんだけど・・・・」
「むしろ、このまま彼女とずっと一緒に旅したら、お互いにストレスたまりまくって、ぜんぜんヨロシクないな( ^ω^)・・・」
ということで、わずか2週間で、いともアッサリ「2人旅は解消されるに至った」のでした(笑)
そのあとの、私の気持ちのまぁ~晴れやかなこと(*´Д`)
こんなこと言うと、「超ド級に性格が悪い人」になることは、重々承知の上で申し上げますと・・・・・
本当に彼女と別れられた時、どれだけホッとしたことかε-(´∀`*)
やっぱり無理してまで、一緒に旅するメリットはお互いにないですからね~。ムリならムリで、早めにセイグッバイした方が身の為ですよ。
でも、もちろん完全に彼女と絶縁したとかじゃなくて、未だに交流はありますよ。ただ、「長らく同じ時を過ごすと上手くいかない関係」ってあるじゃないですか? そんな感じです。
男女の関係とかも、そうですけども(笑)
ある程度の物理的・心理的距離を保っていれば、お互い楽しくコミュニケーションとれるんですよ。だから、彼女は今でも「私の友達」だと思ってますもん(^^♪
ってなワケで、いつものように、話がだいぶ脱線気味&長くなりましたけども・・・・・
けっきょく「知り合いがいない寂しさで、世界一周の旅ずっとテンション下がってた説」が、ここに来て大きくくつがえされたと言うか・・・・・
「べつに知り合いいても、ぜんぜん関係なかったわ(ノ´∀`*) アハハ~」
ってなことになりましてね。
そのあとも、べつに「全然だれとも話してない」ってことはもちろんないんですけど、なんでだか知らないけど、以前の短期間の海外旅行と比べて、まったくもって「旅のモチベーションがアガらない」し・・・・・
以前と比べて、「海外で出会う人たち」にもあんまり興味がわかず・・・・・
2015年、2016年の旅では、3週間しか時間がなかったのに、色んな人たちと出会いましたし、自分自身とっても彼ら彼女らに興味があって、チャンスさえあれば、それこそ自分の方から率先してカラミにいくような、そんなスタイルの旅だったんですよ。
なのに、今回「2017年のノープラン無期限世界一周の旅」では、最初の頃を除いて、ほぼほぼ・・・・・
「ワタクシ、ひと様には全く興味がございませ~ん」
「むしろ、ホステルのリビングルームでずーっとくっちゃべっている外国人たちよ! ナゼに君たちは、そんなにおたがい話すことがあるのかね!! よくもまぁ、話のネタが尽きないもんだよΣ(・ω・ノ)ノ!?」
と真剣に思っておりましたとも、ええ(笑)
でも、この「ひと様に興味がない」「会話もさほどしたくもない」「むしろ、ひっそりと自分一人の世界に閉じこもっていたい」
といった様々なコミュニケーション障害&病み的要素がどこから来ているのか?
それがまったく分からないから、私もホトホト困り果ててしまいましてね~((+_+))
何でこうなったのかの原因が分からないから、どう対処するのが最善なのか、ぜんぜんデータとして弾き出せないんですよ!
今まで何十年も「ワタシは自分をやって来てる」んだから、だいたいの場合は、もう何となく、こうすれば気分がアガっていくとか分かりそうなもんなのにナゼなのさ?(´;ω;`)ブワッ・・・・・
そんな感じで、10カ月間ちかく私は、私のテンションをコントロール出来ないままに、海外のさまざまな街でのんべんだらりと過ごしてきたワケですよ。
(なんか、あらためてこうして文字に書き起こしてみると、世界一周としてはサイテーな過ごし方だな(笑))
ホント、そんなのは「ウッキウキで長年の夢だった世界一周の旅に出かけてった人のする所業じゃない」っつーのっ(;´∀`)!!
まぁ、でも、それこそが「世界一周における理想と現実」であり・・・・・
やはり「人間には自分の今までの経験からの想像をはるか超えるような出来事が、つねに起こり続けるもんなんだな~」というのを、この1年間で実感いたしました。
もう今までに、日本でも色々なことを経験してきたハズなのに、ここまでの「予想外で~すΣ(・ω・ノ)ノ!」なことに、このタイミングで新たに出くわすとは・・・・・
1年前には思ってもみませんでしたから、やはり人生とは分からぬものですな~(*-ω-)シミジミ
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いつも読んでいただき、ありがとうございます( *´艸`)
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宝くじ当たったひとって、もんのスゴイドーパミン出るらしく、脳が超⤴⤴興奮状態になるんですって( ・∇・)
その後みなさま一様に鬱に転落し、相当期間その状態から抜けられないらしい
UPした分ダウンするというのが、正しい生体反応で、こうしてホメオスタシスとやらをキープしているとかなんとか…
恋愛でも相当ブルーな時期を過ごしているひとは、直前にこの世の春(例えばプロポーズを受けたとか)を経験してるんだとか。
そう考えるとharuさんのロング鬱は、なるべくしてなってるのかもと思いましたカラダの正しい反応なんだなって受け入れて、無理にhighな状態に持ってく必要はないと思います時間が経てば味噌汁の味噌が沈殿するように落ち着くから…
なお、他人との距離の取り方って難しいし、相手が変わればまた距離感も変わります。おばぁちゃんや旅の相手とそれなりの時期を経て距離とってきたように、どうしたいか常に自分の心に聞いて行動するのがベストかもしれないですね
故郷は、遠くにありて思ふもの。ストレスにならないように、のんびりと、自分の心と向き合ってきてくださいこれからも応援してます✨✨
Україна様、毎度コメントどうもありがとうございま~す(*´ω`)
しかも、こんなに長文コメントを送って頂けるなんて感激いたしました♪
まさか、宝くじの話からホメオスタシスの話につなげてくるとはビックリですよΣ(・ω・ノ)ノ! よっ!! 話術のファンタジスタ☆
まぁ、やっぱりどんな時でも、人はある程度一定に保たれると言いますか、たとえ海外にいても引きこもり状態になる私は元の自分の状態を保とうとしただけで、生物として正常だったということでしょうね(笑)
ついでに「味噌汁の味噌が沈殿するように」って表現がとても好きです(*´Д`)
はい、海外に出てからのワタシは我慢というものをある意味知らない人格になっております故に心配はご無用ですぞ(笑)
たまに旅先で出会う日本人の方々からは「そんなんで日本に帰ってから大丈夫なんですかね~?」と心配されておりますがね(^^;)
そうですね~、遠くにあるからこそ日本のありがたみも痛いほど実感する、今日この頃です。
いつも応援ありがとうございます☆ 最近はますます、たくさんの方々に当ブログお読み頂けているようなので、さらに張り切って更新していきま~す(∩´∀`)∩